卒論タイトル

「演劇異端思想人の社会へのスタンスの一考察」

<俺なりの理論>

現代日本演劇界におけるパンクスの不足。
演劇にはある種の「反発の精神」が必要だと感じる。
そこで、異端演劇人である川上音二郎を一種のパンクスとして捉える。
彼の取っていた社会へのスタンスを考察。
また、社会に対する何らかしらのアプローチを取っていた<異端な>演劇人の事例を取り上げて
なぜ彼らが社会に対して<異端>となったのか、ということへの考察。

もくじ

1 現代日本演劇界における社会に対してのアプローチ不足
2 安保闘争時にはあったであろう(これはあまりに乱暴な決め付けだから仮です)その力は何故失われたのか
3 川上音二郎の出現による日本演劇界のおおいなる変革
4 川上音二郎が社会へ与えた影響
5 邦人では無い異端演劇人の社会へのスタンスについての考察と事例
6 「パンクと異端演劇人の関連性(これは趣味の領域なんで考え中です」

あまりテーマを広げすぎると書けなくなるので、やはり「パンク」を軸に書いていきたいです。
ここで言うパンクとは、演劇創作、活動がもたらした社会へのアプローチに限定します。
若者の「フラストレイション」が演劇創作に生かされることが無い、もしくは日の目を見ないというのは少し健全じゃないんじゃないかな、と。

今はやっぱひねたり洒落こいてたりするほうが演劇も流行なんだと思う。
小劇場系にはそんなのがありふれてるし。
お台場でフジテレビとコラボレートしてる場合なんでしょうか。
テレビっていう巨大メディアに庇護されるんじゃなくて
カウンターのワンパン食らわす精神、それが格好いい、って俺は思っています。